台湾に住んでいると、「パスポート更新のために、わざわざ一時帰国しないといけないの?」
「ただでさえ忙しい一時帰国中に、パスポートの更新に行くのは面倒だな…」
と思うことがあるかもしれません。
でも、実は台湾でも日本のパスポートを更新できます。
この記事では、台湾でパスポートを更新する方法を分かりやすくまとめました。
さらに、私自身が台中で行われた交流協会の出張サービスを利用して申請した体験談も紹介します。
思ったより簡単でスムーズに終わったので、これから更新を考えている方は、ぜひ参考にされてくださいね。
パスポートを更新できる場所
- 台北(交流協会本部)
- 高雄(交流協会南部事務所)
- 出張サービス(台中・台南で月1回)
更新に必要な書類
- 申請書(現地で入手可/ダウンロード可)
- パスポート用写真(縦4.5㎝×横3.5㎝)
HPでは「写真1枚」とありましたが、実際は2枚必要でした。もしかしたら予備のためかもしれませんが、余分に持っていくと安心です。 - 現在有効なパスポート
※もしパスポートが期限切れになっている場合、戸籍謄本が必要です。
手数料と支払い方法
3,440元(10年用)
2,380元(5年用)
令和7年4月1日に手数料が改訂されました。ちなみに、オンライン申請や未交付失効歴がある場合の手数料は、上記の金額と違うので、公式HPを確認してくださいね。
窓口で申請した場合は、台湾ドルでの現金納付のみ、オンラインの場合は、現金とクレジットカードから選べます。
納付するのは、申請時ではなく、できあがったパスポートを受け取る時です。
更新にかかる日数
約2週間
ですが、台中や台南の出張サービスは月に1回のみなので、台北や高雄まで取りに行きたくないという場合は、次回の出張サービス(約1ヵ月後)で受け取ることになります。
私の体験談|台中の出張サービスで更新してみた
会場の雰囲気
台中の出張サービスは、政府庁舎(日本でいう市役所のような大きなビル)の一室で行われています。入るまでは少し緊張していましたが、入るとすぐ、スタッフの方が日本語で丁寧に案内してくださったので、うれしかったです。中には子連れのお母さんや年配のご夫婦など、十何人もの日本人がいて、まるで一時帰国したかのような不思議な感じがしました。
当日の流れ(受付~提出)
- 受付番号と申請書を受け取る
- 隣の部屋で待つ
出張サービスは午後1時からで、私は1時20分くらいに到着しましたが、申請をちょうど書き終わった時(15分くらい)に呼ばれました。HPには「時間帯によっては混雑しますが、15~16時は比較的空いている傾向にあります」と、記載されています。けっこう待たされる覚悟をして行ったのですが、人が少なくてびっくり! - スタッフに書類を確認してもらう
自分の番号が呼ばれたら、窓口に案内してもらえます。これも10分くらいであっという間に終わりました。私の対応をしてくれたスタッフは台湾人の方で、「今日も暑いですね」と、とても上手な日本語で話しかけてくださいました。わざわざ台北から来てくださって、感謝です。
所要時間は30分ちょっとでした。
気をつけたいポイント
- 写真
修正したものや画像があらいものは使用できません。その他いくつか条件があるので、HPで確認すると安心です。
私の写真は修正はしていないのですが、頬の部分に光がちょっと反射していたんです。それで、スタッフの方から「たぶん大丈夫だと思いますが、万が一通らなかった場合は電話するので、早めに写真を郵送してください」と言われました。 - 現在有効なパスポートが必要
期限が切れてしまうと、戸籍謄本を準備しなくてはいけません。余裕をもって、更新に行きましょう。 - 申請書に本籍地を記載する欄がある
間違っていたら面倒なので、私は自分の本籍地を確認するために、日本の家族に慌てて電話をしました。事前に確認しておきましょう(普通は知っているものかもしれませんが…)。
まとめ
今までパスポートの申請というと、私にとっては大イベントで、面倒なイメージでした。
それが、台湾で申請したら、意外とあっさり済んでしまいました!特別な書類を準備する必要もなし、中国語を使う必要もなし、とても簡単です。
台湾で生活していて、パスポートの期限が迫っているという方は、ぜひ今回の記事を参考にして、台湾でパスポートを更新してみてくださいね。
日本に一時帰国した時は、必要な手続きをできるだけ少なくして、家族や友人とゆっくり過ごしましょう。
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