台湾旅行に2回目・3回目と来る人は「小籠包や滷肉飯はもう食べたし、次は何を食べよう?」と悩むこともありますよね。
そこで今回は、台湾リピーターだからこそ楽しめるディープなグルメを5つご紹介します。
どれも台湾人に愛される本格料理なので、次の旅行でぜひ挑戦してみてください。
薑母鴨

特徴
冬限定のグルメで、生姜と漢方が効いた鴨鍋。野菜やきのこ、お豆腐など、自分の好きな具材を注文して、入れて食べます。一つの大きなお鍋を囲って食べる式なので、グループ旅行(最低4人くらいから)にピッタリですよ。台湾のオジサンたちも、よく大勢でビールを飲みながら、楽しそうに薑母鴨を食べています。
おすすめの人
旅行リピーターで冬に訪れる人。台湾は常夏ではなく、冬は風が強くて意外と寒いんですよ!冷え性の人でも、薑母鴨を食べれば体がポカポカになります。ちなみに、夏は営業していないお店がほとんどです。
滷味
特徴
好きな具材を選んだ後、店員さんに煮込んでもらう台湾式おでん。ザルとトングが掛けてあるお店を見かけたら、滷味屋さんで間違いないでしょう!少なめの量から買えるので、夜食としても大人気で、夜遅くまで営業しているお店がいっぱいあります。お好みで辛さも選べますよ(小辣・中辣・大辣)。
おすすめの人
夜市が好きな人、小腹がすいて食べ歩きしたい人。滷味はビニール袋に入れて渡されるので、歩きながらつつくこともできるので便利ですよ。
雞肉飯
特徴
滷肉飯(ルーローファン)に隠れがちですが、実は台湾人が日常的に食べる国民食。ご飯の上に、裂いた鶏むね肉とタレがかかっています。滷肉飯よりあっさりしていてヘルシー、香辛料の味も薄め、日本人にとってクセのない味だと思いますよ。筆者はダイエットしている時に、雞肉飯を食べていました。嘉義名物ですが、台北など他の場所でも「嘉義雞肉飯」と書かれた看板をよく見かけるので、ぜひ試してみてください。
おすすめの人
滷肉飯は何回か食べたという人や、ちょっと油っぽくて重いと感じる人。台湾の地元グルメも試してみたいという人におすすめです。
鵝肉
特徴
鵝とはガチョウのことです。そう聞くと、ちょっと尻込みしてしまうかもしれませんが、プリプリでジューシー、クセや臭みがなく日本人好みの味だと思います。以前住んでいた家の近くに、美味しい鵝肉のお店があったので、日本から友達がくるたびに連れて行っていました。単品で注文する他、ご飯や麺と一緒に食べられる料理もあります。一度、鵝肉で有名な民雄(嘉義)へ行って食べたことがあります。本当に美味しかった!
おすすめの人
お肉料理が好きで、日本ではあまり食べられないお肉を試してみたいという人。といっても、羊や猪ほどのクセはないので、ご安心を!
客家料理
特徴
客家人とは、中国から台湾に移り住んだ民族グループの一つ。今も新竹や苗栗に多く住んでいて、台湾人口の約2割を占めています。客家料理は、保存食や塩気が強めの味付けが多くて、ご飯が進むんです。私のおすすめは、豚肉・豆干・イカ・セロリが入った「客家小炒」と呼ばれる炒め物です。それから、「板條」という米粉で作った幅広の麺も美味しい!つるつる&もちもち食感が特徴です。炒めてもスープにしても美味しく、日本人にも親しみやすい味なので、客家料理を初めて食べる人にぴったりですよ。
おすすめの人
食べ物を通して、台湾の多文化や歴史を知りたい人。しっかり目の濃い味付けが好きな人におすすめです。一般の台湾料理って、料理によってはけっこう味が薄めで(スープなどは特に)、物足りない!と感じる日本人もいるんですよ。
まとめ
小籠包や滷肉飯だけが台湾グルメではありません。リピーターだからこそ味わえる料理に挑戦すれば、台湾旅行がもっと深く楽しくなります。次の旅では、今回ご紹介した5つをチェックしてみてくださいね。
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