【初心者向け】中国語の語順(SVO)のルールと例文

言語を学ぶ時、語順はとても大切ですよね。

「中国語の語順って、日本語と違うのかな」
「すごく複雑だったらどうしよう」

などと心配かもしれません。

確かに、中国語の語順は、日本語とは違います。
でも、一番基本の語順は、SVO(主語+動詞+目的語)なんです。

タヌ子
タヌ子

SVO?聞いた覚えがあるような…

パン先生
パン先生

その通り!英語と一緒なんだ。

慣れるのも早いと思うので、初心者の方も安心してくださいね!

では、さっそく今回は、中国語の基本文法について解説します。

中国語の基本語順:SVOとは?

基本的に中国語は、S(主語)+V(動詞)+O(目的語)の語順です。

前後や間に、副詞など他の要素が入ったりしますが、SVOの語順は入れ替わりません。

例文:我(S)喝(V)珍珠奶茶(O)。
(私はタピオカミルクティーを飲む)

日本ではブームが過ぎましたが、台湾では昔からの定番商品ですよ~

SVO以外の要素(副詞・時間・場所)の位置は?

  • 時間は基本的に「主語の後」
    簡体字:我昨天买手机。
    繁体字:我昨天買手機。
       (きのう私はケイタイを買った)
  • 場所は基本的に「動詞の前」
    簡体字:我在学校吃便当。
    繁体字:我在學校吃便當。
       (私は学校で弁当を食べる)
タヌ子
タヌ子

”基本的に“ということは、例外があるの?

パン先生
パン先生

さすが!よく気づいたね。

時間や場所を強調したい時は、文の一番最初(主語の前)に置くこともあります。

でも、最初はそんなこと気にせずに、とにかく基本の位置だけ覚えればOKです!

よくある間違い例

以下のような語順にならないように注意してくださいね。

✕我便当吃。
→日本語の「私は弁当を食べる」と同じ語順になっている。

✕我吃便当在学校。
→英語のように、場所を表す語句を文の最後に置いている。

パン先生
パン先生

日本語や英語に引きずられないように、気をつけてね。

英語とはSVOの語順は同じでも、副詞や時間・場所の位置が異なるので、気をつけましょう。

例文で練習しよう

A:「你早上喝什么?」
  「你早上喝什麼?」
  (朝、何飲んでるの?)

B:「我在家里喝咖啡。你呢?」
  「我在家裡喝咖啡。你呢?」
  (家でコーヒーを飲むよ。あなたは?)

A:「我喝豆浆。」
  「我喝豆漿。」
  (豆乳飲んでる。)

☛台湾豆知識
台湾といえばお茶が有名ですが、実は多くの台湾人(特に若者)が好んで飲むのはコーヒー!お茶は、おじさんが近所の人とお喋りをしながら飲んでるイメージです。

お茶が有名な「九份」にさえ、カフェがあるんですね~

まとめ

中国語は基本的に、SVO語順ということを解説しました。

日本語とは違いますが、英語で勉強済みなので、なんとなく馴染みがある内容だったと思います。

この語順は中国語の基本ですので、中国語をマスターにするにあたって大切なポイントです。

しっかり使いこなせるようになれば、今後の中国語学習がよりスムーズになりますよ!

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